【季節と筋トレ成果】ホルモン周期の観点からテストステロン増減を考察

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    人間も本来は野性動物であり、筋トレ成果に大きな影響のある男性ホルモン・テストステロンの分泌量は季節による繁殖周期と関わりを持ちながら増減しています。ホルモン周期の観点から季節と筋トレ成果の関係を考察しました。

    ■出生率トップは7月と1月


    ●5月と11月がホルモン周期のピーク


    統計によると、日本において出生率の高い月は7~8月と1~2月となっています。なかでも、7月と1月に出生率のピークがあります。

    人間の妊娠期間から逆算をすると、5月と11月にできるこどもが多いということですが、これは季節で言えば、春と秋になります。

    つまり、日本を含む温帯域に暮らす人間の繁殖期=ホルモン周期のピークは春と秋だと推測され、テストステロンの分泌量が増加する時期もこの頃だと推測することができます。

    ■経験的にも春と秋に伸びる


    ●蛋白同化だけでなく意欲も高めるテストステロン




    男性ホルモンのテストステロンは、強い蛋白同化作用を持つことが知られています。実際に、野性動物のなかには、テストステロン分泌の高まる時期には筋肉が張りを見せるだけでなく、体型が明らかに変化する種類も少なくありません。

    人間は野性動物ほど顕著ではありせんが、やはり、春と秋に筋肉が発達しやすいのは長年筋トレを続けている人ならば、経験的に感じていることではないでしょうか。

    また、野性動物の場合、テストステロン分泌の増加する繁殖期には非常に気性が荒くなる種類が多く見られます。

    人間には理性がありますので、春と秋に気性が荒くなるということは少ないでしょうが、テストステロンに精神高揚作用があることは科学的にも立証されています。少なくとも、テストステロン分泌が増加する春と秋は、身体を鍛えるという意識において、意欲が向上することは間違いないでしょう。

    ■大切なのは夏と冬


    ●鍛えにくい時期にいかに筋肉を維持するかが土台となる




    では、筋トレ成果が出やすい春と秋にだけ頑張ればよいのでしょうか?

    答えはノーです。

    トレーナー経験から言えば、気候もよく意欲が沸き、筋肉のつきやすい春と秋は、誰でも頑張ります。それは、叱咤激励しなくてもです。

    一方、気候的にもホルモン的にも筋トレにむかない夏と冬に頑張れない人は少なくありません。そして、そのような人は夏と冬の間に筋量をロストしてしまいます。こうなると、せっかく筋トレ成果が高い春と秋のシーズンをマイナス状態からスタートすることになり、筋量を取り戻した頃には夏か冬になっている、という状況に陥りがちなのです。

    つまり、筋トレ成果の出やすい春と秋にむけて、頑張って夏と冬の間にトレーニングを続け、筋量を維持した状態でスタートする人こそがプラス成果を得られるのです。

    夏と冬は気候的もトレーニングにむかず成果も出にくいですが、プラスシーズンにむけて「筋量を維持するため」と考えて筋トレをしていくようにしましょう。

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