【ホームジムの作り方】実体験からおすすめのラックとマシンを解説



    筋トレ=ウエイトトレーニングにはまると、欲しくなるのがホームジムです。筆者も元々は自分用のホームジムから始まり、気がつくと拡張して会員20名ほどのジムを運営しています。実際の経験(失敗も含む)からおすすめのラックやマシンをご紹介するとともに、注意点を解説します。

    ■ホームジムに必要な環境


    ●床の強度が十分な6畳以上の空間




    ホームジムを作る場合に必要な空間は、パワーラック+アルファの器具だけを最低限置くことを想定しても、やはり六畳程度の一部屋を確保しなくてはいけないでしょう。

    そして、かなりの重量が1ヶ所に集中してかかるため、木造住宅の二階は避けた方が無難です。また、木造住宅の一階に設置する場合でも、床の横柱のピッチを22.5cm間隔に増やして補強する(通常は45cm)などの処置が望ましいでしょう(一級建築士に確認済み)。

    ●コンパネを敷きゴムマットを敷く


    パワーラックやケーブルマシンを置くスペースには、まずコンパネを敷きます。これにより、脚部数点に重量が集中し、床を凹ませるのを防ぎます。

    そして、その上に最低でも5mm、できれば10mmのゴムマットを敷き、その上に器具類を設置します。



    どんなに注意していても、年に何回かは必ずプレートを床に落とすものです。その音と床へのダメージは、想像以上に激しいので、コンパネとゴムマットをダブルで敷くことを強くおすすめします。

    なお、ゴムマットはトレーニング専用品だとかなり高額なので、建築資材のものがおすすめです。

    また、ホームジムを作るのに最適の環境は、やはりガレージなどの打ちっぱなしの土間コンです。

    筆者のジムは、庭をつぶして土間コンのガレージにした10坪ほどの空間ですが、土間コンだと床にアンカーボルトを打って、器具類にチェーンとターンバックルを張って補強できるので、非常に便利です。

    ■まず始めに揃えたいラック・ウエイト・ベンチ


    ●ダンベル・バーベルセットで入手がお得



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    IROTEC(アイロテック) パワーラックHPM 高重量対応

    ホームジムの部屋と床の準備ができたら、いよいよ器具・ラックの選定ですが、6畳ホームジムの場合、メインとなるのはパワーラックの一択です。

    ベンチプレス台が欲しいところですが、別にチンニングラックやスクワットラックが必要になることを考えると、それは10畳クラスのホームジムからになります。

    パワーラックは、普及型ではなくワンランク上の高耐荷重タイプがおすすめです。この規模の器具になると、ほぼ一生ものですので、デッドリフトやスクワットを200kg以上で行えるようになってから先のことも考えなくてはいけません。

    上のパワーラックは、普及型よりワンランク上のなかではリーズナブルなタイプです。ホームジム用パワーラックなら、最低でもこのクラス以上のランクのものを揃えたいですね。

    ●オールインラックはおすすめしない


    また、ケーブルマシンがついたオールインタイプのラックは、ホームジムの場合はおすすめしません。

    パワーラックはパワーラックで、ケーブルマシンはケーブルマシンで単機能の頑丈なものを別個に揃えたほうが、ベンチ類の出し入れをする必要がないので遥かに効率的なトレーニングができます。

    なお、各メーカー別のパワーラックの詳しい比較一覧は下記の記事に記載していますので、是非ご活用ください。

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    IROTEC(アイロテック) ラバー バーベル ダンベル 140KGセット

    パワーラックと同時に揃えるシャフトとプレートはラバータイプがおすすめです。プレートはあとで書い足すと非常に割高です。

    予算のなかで可能な限り高重量のバーベルセットをチョイスすることをおすすめします。パワーラック以外にカール台なども設置するならばなおさらです。

    トレーニングの度に、プレートをあちこちでつけ直すのは、非常に煩わしく感じるようになってきます。

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    IROTEC(アイロテック) プレートラック レギュラータイプ

    また、プレートラックはそれほど高くないので、是非とも揃えましょう。

    床にプレートを置いておくと、必ずつまずきますし、爪が剥がれたりして予想以上に辛い思いをします。特に、トレーニング時以外の日常で、裸足でホームジムを入ることがあるシチュエーションなら必需品です。

    ●ベンチは結局二ついる


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    IROTEC(アイロテック) マルチパーパスフォールディングベンチ

    多くの人は、パワーラックに合わせるベンチはこちらのようなインクラインベンチのみで済ませようと考えますが、フラットベンチより地上高があり、ノーマルベンチプレスで足が踏ん張れません。

    また、本気でベンチプレスをやればやるほど、腰付近の可変部が、どうしても気になってきます。もちろんインクラインベンチも必要ですが、結局はフラットベンチも揃えることになります。

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    IROTEC(アイロテック) フラットベンチEX

    なお、フラットベンチはこちらのような三本脚タイプを強くおすすめします。ワンハンドローイングやベンチローイングでベンチの脚が身体に干渉しません。

    また、四脚タイプのベンチは、日常で意外なほどつまずきやすいものです。

    ■余裕があれば揃えたいラック・マシン


    ●ケーブルマシン+カール台


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    マーシャルワールド プロラットマシンDX(ラットプルダウン) DF17

    予算と空間に余裕があれば、次に揃えたいのがケーブルマシンです。ワンピンでウエイトが切り替えられるウエイトスタック式のものもありますが、おすすめはこちらのプレート式です。

    当ジムでも五年近く選手・会員が酷使していますがびくともしません。なお、滑車は金属製ベアリング滑車に交換し、本体はチェーンとターンバックルを使って補強してあります。

    また、ケーブルマシンのプレートセット部は、普段はプレートラックがわりに使えるのも隠れたメリットです。

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    ●カール台


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    ファイティングロード (FIGHTINGROAD) カールベンチ-TRUST

    さらに予算と空間に余裕があれば、カール台を揃えることをおすすめします。

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    ●ベンチプレス台


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    マーシャルワールド プレスベンチPRO(ベンチプレス) DF24

    十畳クラスのホームジムなら、やはり置きたくなるのがベンチプレスの専用台です。こちらのタイプは筆者のジムでもベンチプレス選手が練習に使用しているもので、ベンチプレス競技の81cmグリップがとれる、ワイドタイプの家庭用ハイエンド機種です。

    ※当ジムでは念のため各所を補強していますが、そのままでもベンチプレス130kgほどならビクともしません。

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    ■さらに詳しい家庭用マシン&器具


    さらに詳しい家庭用のマシン類や器具類に関しては、下記の記事にまとめてありますので、是非ご活用ください。

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