【バーベルベントオーバーローイング】グリップ方法による効果のある筋肉部位の差異

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    バーベルベントオーバーローイングは、背筋のバーベルトレーニングとしてデッドリフトと並び代表的な種目で、元Mrオリンピアのドリアンイエーツが好んで行ったことから、別名「ドリアンロー」「イエーツロウ」とも呼ばれています。このバーベルベントオーバーローイングにはローマルグリップとリバースグリップの2種類のグリップ方法があり、それぞれに効果のある筋肉部位も若干異なります。


    ■バーベルベントオーバーローイングが効果のある筋肉部位


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    バーベルベントオーバーローイングが効果のある主な筋肉部位は、首の後ろから背中の中央部に位置する「僧帽筋」、上腕付け根から腰部にかけて分布する「広背筋」、腕の前側の筋肉である「上腕二頭筋」です。また、脊柱沿いに分布し、姿勢の維持に作用している長背筋群(最長筋・多裂筋・脊柱起立背筋など)にも二次的に効果があります。

    本記事では、「僧帽筋」「広背筋」「上腕二頭筋」の3つの筋肉に着目し、ノーマルグリップとリバースグリップでのバーベルベントオーバーローイングの効き方の差異について考察します。

    ■ノーマルグリップバーベルベントオーバーローイング




    こちらが、ノーマルグリップの動画です。このグリップで行うことのほうが一般的で、単に「ベントオーバーロー」といった場合はこのバーベルベントオーバーローイングを差します。

    フォームによる癖や各筋肉の筋力差・個人差などがありますが、筆者の感覚では「僧帽筋」>「広背筋」>「上腕二頭筋」の順で負荷がかかると感じています。

    ■リバースグリップバーベルベントオーバーローイング




    一方、こちらがリバースグリップでのバーベルベントオーバーローイングの動画です。こちらも個人差が多い部分ですが、筆者は「僧帽筋」>「上腕二頭筋」「広背筋」の順に負荷がかかると感じます。

    ■ベントオーバーローイング共通の姿勢・コツ


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    いずれにせよ、ベントオーバーローイングには共通の姿勢のコツがあります。それは、ニーベントスタイルと呼ばれる姿勢で、そのやり方は以下の通りです。正しいニーベントスタイルを作らずにローイング系種目を行うと、膝関節と腰椎の損傷の原因になりますので、しっかりとフォームを練習してください。

    ①肩幅よりやや広く足を構える

    ②膝の力を軽く抜き、自然に静止する位置まで膝を曲げる

    ③膝がつま先より前に出ないように調整する

    ④胸を張り背中を反らせ、お尻を少し突き出す

    ⑤顎を上げてやや上を見る

    ⑥ウエイトを引く軌道は、太ももに沿わせるように引く

    ■イエーツロウとベントオーバーローの差異




    こちらが、いわゆるイエーツロウと呼ばれるドリアンイエーツ式のベントオーバーローイングです。リバースグリップで保持し、あまり上体を傾けずに行うのが通常のベントオーバーローイングとの違いです。通常のベントオーバーローイングとの差異は「腰への負担が少ない」「より上背部に効く」ということです。



    なお、こちらは。ドリアンイエーツが最も凄かったといわれることの多い、1993年のミスターオリンピアの動画です。

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