【腕の鍛え方初心者編】上腕二頭筋&上腕三頭筋の長頭・短頭別の自重やダンベルでの筋トレ

    bodybuilding-1632550_960_720.jpg

    腕(上腕二頭筋&上腕三頭筋)の自宅での鍛え方のなかでも、初心者におすすめの筋トレ方法を長頭・短頭それぞれの部位別に、自重トレーニング・チューブトレーニング・ダンベル筋トレから厳選して解説します。あわせて、おすすめの筋トレグッズもご紹介します。

    ■上腕の構造と作用


    ●上腕二頭筋も上腕三頭筋も長頭と短頭に分けられる


    zyowan_2017051819182983d.jpg


    上腕には上腕前側の上腕二頭筋、上腕後側の上腕三頭筋、肘関節基部の上腕筋があり、上腕二頭筋は長頭と短頭に、上腕三頭筋は長頭と短頭(内側頭・外側頭)に分けられます。それぞれの作用と特徴は以下の通りです。

    ○上腕二頭筋

    ・長頭:肘関節の屈曲|鍛えると力こぶが高くなる

    ・短頭:肘関節の屈曲と前腕の回外|鍛えると力こぶが太くなる

    ○上腕筋

    ・上腕二頭筋長頭と共働|鍛えると腕力が強くなる

    ○上腕三頭筋

    ・長頭:肘関節の伸展と上腕の内転|鍛えると腕が太くなる

    ・短頭:肘関節の伸展|鍛えると腕の凹凸がでる

    ▼関連記事

    【筋肉名称完全図鑑】|全身の筋肉部位の名前と作用およびその鍛え方・筋トレ方法を完全解説

    ■初心者向きの筋トレの負荷回数設定


    ●まずは1セット15回で慣れれば8回


    1002_Organization_of_Muscle_Fiber_201705181930211ee.jpg

    筋トレをして筋肉を太く強くする場合にターゲットにする筋繊維は、速筋と呼ばれる瞬発的な動作をする筋繊維です。速筋にはFGタイプ(短瞬発筋)とFOタイプ(長瞬発筋)があり、それぞれに最適な負荷は、前者で8回、後者で15回で限界がくる重さです。

    初心者の方は、まず15回で限界がくる負荷設定で鍛え始め、慣れてくればより高負荷の8回で限界がくる重量設定で鍛えるのがおすすめです。

    ■初心者向き上腕二頭筋全体の筋トレメニュー


    ●机を使った斜め懸垂




    机を使った斜め懸垂は、自宅で特別な器具なしに上腕二頭筋全体を鍛えられる自重トレーニングです。手幅を広げすぎると背筋群に負荷がかかりますので、手幅は肩幅程度で行うのが最適です。

    ▼関連記事

    【斜め懸垂】自宅での効果的なやり方|適切な負荷回数設定やおすすめ器具と机やタオルの流用

    ●チューブカール




    チューブカールは、斜め懸垂の後の追い込みトレーニングとして最適なチューブトレーニングです。トレーニングチューブは伸びれば伸びるほど負荷が増加する漸増負荷特性がメリットですので、しっかりと肘を曲げきり上腕二頭筋を完全収縮させてください。

    ●ダンベルカール




    ダンベルカールは上腕二頭筋自宅トレーニングの基本とも言える種目です。肘をしっかりと固定し、肘関節の屈伸だけで動作を行うのがポイントです。

    ■初心者向き上腕二頭筋長頭・上腕筋の筋トレメニュー


    ●チューブハンマーカール




    チューブハンマーカールのように、手を縦に構えて肘関節を屈曲することで、上腕二頭筋と上腕筋に強い負荷をかけることができます。

    ●ハンマーカール




    ハンマーカールは、上腕二頭筋長頭と上腕筋を効率的に鍛えることのできるダンベル筋トレです。バーを強く握りしめず、親指と人差し指で作った輪の上にプレートを置くようなグリップをすると、手首に負担をかけずに動作ができます。

    ▼関連記事

    【上腕筋の鍛え方】腕力を決める肘を曲げる動作の主働筋の筋トレ方法を解説

    ■初心者向き上腕二頭筋短頭の筋トレメニュー


    ●チューブコンセントレーションカール




    チューブコンセントレーションカールは、回外運動を加えることで上腕二頭筋短頭に強い負荷をかけることが可能なトレーニング方法です。意識を上腕二頭筋に集中(コンセントレーション)することで効果が高まります。

    ●ダンベルコンセントレーションカール




    ダンベルコンセントレーションカールは上腕二頭筋短頭を集中的に追い込むことのできるダンベル筋トレです。腕を曲げながら前腕を回外することで効果が倍増します。

    ▼関連記事

    【ダンベルカール】基本4種目のやり方・効果と特殊な3種目を紹介

    ▼さらに詳しい上腕二頭筋の鍛え方

    【上腕二頭筋の鍛え方完全版】男らしい力こぶを作る筋トレ方法をアームレスラーが解説

    ■初心者向き上腕三頭筋全体の筋トレメニュー


    ●ダイヤモンド腕立て伏せ




    ダイヤモンド腕立て伏せは、親指と人差し指で菱形を作り腕立て伏せを行うバリエーションで、上腕三頭筋全体に効果の高い自重トレーニングです。

    ●ダンベルトライセプスプレス




    ダンベルトライセプスプレスは、ダンベルを通常と逆向きにグリップしてダンベルプレスを行う方法で、上腕三頭筋全体に効果の高いトレーニング方法です。ベンチがない場合は、床で行っても効果はかわりません。

    ■初心者向き上腕三頭筋長頭の筋トレメニュー


    ●ベンチディップ




    ベンチディップは上腕三頭筋長頭を集中的に鍛えることのできる自重トレーニングです。肘をできるだけ閉じて動作を行うことが、上腕三頭筋長頭に負荷をかけるポイントです。

    ●チューブキックバック




    チューブキックバックは上腕三頭筋長頭を集中的に鍛えられる種目で、腕立て伏せ系の自重トレーニングの後の仕上げとしても最適です。肘をできるだけ体幹にくっつけて動作を行ってください。

    ●ダンベルキックバック




    ダンベルキックバックは、上腕三頭筋長頭に効果の高いダンベル筋トレで、チューブの場合と同様に肘を体幹につけて動作を行うようにしてください。また、肘を伸ばしたポジションで、手の平を上に向けるように回旋させると効果が倍増します。

    ▼関連記事

    【上腕三頭筋長頭の鍛え方】上腕筋群中で競技に最重要と言われる理由

    ■初心者向き上腕三頭筋短頭の筋トレメニュー


    ●チューブフレンチプレス




    チューブフレンチプレスは、腕立て伏せ系の自重トレーニングの後に、上腕三頭筋短頭を追い込むのに最適な種目です。肘をやや開き気味に固定するのがポイントです。

    ●ダンベルフレンチプレス




    ダンベルフレンチプレスは上腕三頭筋短頭を集中的に鍛えることのできるダンベル筋トレです。肘をしっかりと固定して行ってください。なお、肘をやや開いて構えることで、より効率的に上腕三頭筋短頭に負荷を加えることができます。

    ▼さらに詳しい上腕三頭筋の鍛え方

    【上腕三頭筋の鍛え方完全版】丸太のように太い腕を手に入れる筋トレをトレーナーが解説

    ■初心者の腕のトレーニングにおすすめのグッズ


    ●プッシュアップバー


    psb03-300x292.jpg

    腕立て伏せ系のトレーニングをするのに、ぜひとも用意したいのがプッシュアップバーです。手首を真っ直ぐに保てるので関節を保護できるだけでなく、動作の可動域自体が広がるため、トレーニングの効果が倍増します。

    ▼関連記事

    【おすすめプッシュアップバー】胸筋トレーニングの効果を高める器具の種類や使い方

    ●トレーニングチューブ


    Trenirovachni_lastici_set_20170522191618aa7.jpg

    なお、トレーニングチューブは単品で買い揃えるよりも、強さの違う複数のものがセットされたものを購入するのがリーズナブルです。

    ▼関連記事

    【おすすめトレーニングチューブ】単品で揃えるよりセット購入がお得|自重トレの仕上げに最適

    【エクササイズバンドトレーニング】全身を部位別にダイエットする使い方とおすすめセットをご紹介

    ●ダンベル


    dumbbell-1966702_960_720.jpg

    自宅ウエイトトレーニングのメインとなるのがダンベルですが、アイアンダンベル・ラバーダンベル・クロームダンベル・アーミーダンベルなどがありチョイスに悩みますが、床が傷つかずスタンダードスタイルのラバーダンベルがおすすめです。

    ▼関連記事

    【ダンベルの種類と長所短所】目的別におすすめのダンベル|アイアン・ラバー・クローム・アーミー

    20170701042918904.jpg

    また、女性や初心者におすすめのダンベルがアーミーダンベルですが、当ジムで実際に使用しているアーミーダンベルを分解撮影し、その構造と重量の組み方や使い方を詳しく解説したのが下記の記事です。是非ご一読ください。

    ▼関連記事

    【女性と初心者におすすめのアーミーダンベル】重さが変えられ錆びない転がらない優れもの

    ▼さらに詳しい腕のトレーニング

    【腕の筋肉を太くする鍛え方TOP25と3つの秘策】自宅でダンベルや自重を使った筋トレ方法

    ▼筋トレの全てはこちら
    【筋トレメニュー完全版】効果確実な鍛え方と一週間の組み方をトレーナーが解説

    【グラスホッパープッシュアップ】腹斜筋と回旋筋に効果的なくびれ筋トレ=バッタ腕立て伏せ



    グラスホッパープッシュアップは直訳すると「バッタ腕立て伏せ」と呼ばれる特殊な腕立て伏せのバリエーションです。その動作のなかで大きく下半身を捻ることから、体幹側部の内腹斜筋・外腹斜筋に効果的なだけでなく、脊柱起立筋の一部である回旋筋に効果的です。また、脚を引き寄せる動作のなかで、股関節周辺インナーマッスルである腸腰筋群・内転筋群にも高い効果があり、腹部から下半身にかけてのくびれ効果・引き締め効果がある、女性にもおすすめの自重トレーニングです。
    写真:http://www.womenshealthmag.com/

    ■グラスホッパープッシュアップが効果のある筋肉部位


    ●大胸筋・三角筋・上腕三頭筋


    pushmuscle_2017051720053062c.png


    グラスホッパープッシュアップは、腕立て伏せを行う上での主働筋群である、上半身の押す筋肉群=大胸筋・三角筋・上腕三頭筋に対して効果があります。

    ●腹斜筋・回旋筋・腸腰筋群・内転筋群


    taikan2.jpg


    また、グラスホッパープッシュアップは、体幹を捻る動作のなかで体幹の旋回運動をつかさどる内腹斜筋・外腹斜筋・回旋筋、脚を引き寄せる動作のなかで腸腰筋群・内転筋群といった股関節周辺インナーマッスルにも高い効果があります。

    ■グラスホッパープッシュアップのやり方


    ●体幹を捻り脚を引き寄せてから身体を下ろすのがポイント




    こちらが、グラスホッパープッシュアップの模範的な動画です。まず、体幹を捻りながら脚を前面に引き寄せ、その後に腕立て伏せ動作を行うのがポイントです。



    また、筋力的に通常のグラスホッパープッシュアップができない女性の方などは、こちらの動画のような「膝つきグラスホッパープッシュアップ」がおすすめです。



    また、こちらの動画のグラスホッパープッシュアップは、脚を真っ直ぐに大きく伸ばして動作を行うバリエーションで、上級者向きのやり方になります。

    なお、腕立て伏せには、プッシュアップバーの使用がおすすめです。手首への負担を軽減させられるだけでなく、可動域が広がり、筋トレ効果が倍増します。

    ■この記事を読んだ人におすすめの記事


    ●スパイダーマンプランク




    【スパイダープランク】全身を刺激する体幹トレのやり方のコツ

    ●スパイダーマンプッシュアップ




    【スパイダーマンプッシュアップ】ほぼ全身の筋肉を刺激するこのできる特殊な腕立て伏せ

    ▼関連記事

    【腕立て伏せ35種類のやり方】初心者~上級者用から究極種目までトレーナーが解説

    【自重トレーニングメニュー最強版】筋肥大に効果抜群の種目と一週間の組み方を徹底紹介

    ●腕立て伏せにはプッシュアップバーを


    psb03-300x292.jpg
    ▼おすすめのプッシュアップバー

    pattern-1341253_960_720-crop-crop_201705222028581c5.jpg
    Active Winner プッシュアップバー 最新モデル

    pattern-1341253_960_720-crop-crop_201705222028581c5_2017062915192601a.jpg
    Active Winner プッシュアップバー 最新モデル

    なお、腕立て伏せ系トレーニングにはプッシュアップバーの使用をおすすめします。手首関節の保護になるだけでなく、可動域が広がりトレーニング効果が倍増します。

    ▼試用レポート記事

    【アクティブウィナー(ActiveWinner)プッシュアップバー】おすすめの理由と使い方|滑り止めと角度が最適

    ▼プッシュアップバー比較解説記事

    【おすすめプッシュアップバー】大胸筋トレーニングの効果を高める器具の種類や使い方